M2B コミュニケーションズ、アジア向けに拡張された LoRaWAN™の最新仕様に対応

株式会社 M2B コミュニケーションズ(代表取締役:田中雅人、以下 M2B)は、M2M/IoT に適した省電力・ 長距離の通信を実現するLoRaWAN(*1)のアジア向け拡張仕様に対応する機器の開発を完了したことを発表いたしました。
M2B は、LoRaWANの普及を推進する業界団体LoRa Alliance™における日本唯一のコントリビュート・ メンバーとして、日本/アジア向け仕様の制定に関わってまいりました。このたび、LoRaWAN 1.0.2 及び LoRaWAN Reginal Parameters 1.0 により、日本、ブルネイ、カンボジ ア、香港、インドネシア、ラオス、ニュージーランド、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムのアジア 11 か国にも対応する規定が追加されました。今回の仕様に準拠した各国では、大量生 産によるコスト削減が期待されると共に、日本で開発された LoRaWAN 対応機器をこれらのア ジア各国にて利用することが可能になります。

M2B では、株式会社エイビット及びLoRa Allianceに加盟するメンバー企業と協力して、最新仕様対応機器の技術基準適合認定を取得し、パートナー企業との実証実験を開始する予定です。
*1 LoRaWAN は全世界の IoT 関連企業 約4百社が加盟するLoRa Alliance が仕様策定とエコシステム拡大を 推進しているオープンな通信規格であり、10 年近いバッテリー寿命や数キロ以上の通信距離などの特徴を持ちま す。

■株式会社 M2B コミュニケーションズは、LoRaWAN を推進する業界団体LoRa Alliance における日本初のコントリビュータとしてLoRaWAN仕様の策定に参加しています。